お絵描きの重要性

脳波を用いた研究では、タイピングよりも描画の方がより脳が広範囲に活動したそうです。学習と運動は結びついています。



私がお子様の施術をするときには、よい質の神経ネットワーク構築を促すために月齢や発達段階に合わせた遊びや過ごし方もアドバイスするようにしています。小さなお子様には、絵を描く遊びをすすめることがあります。


海外のある研究では、あるお題(例えばアイスクリーム、嵐、家族などの物や事柄)についてパソコンでタイプして言語で表現した場合とタブレットに描画した場合の脳波を比較した研究があります。


お題をどのように言葉で表現するか又は絵にするかと考えている段階では脳波は似ているのですが、興味深いことに実行する段階ではタイピングと描画では脳が活動する範囲が違ったのです。描画ではより広範囲(特に頭頂葉と後頭葉)に脳の活動がみられました。


パソコンやタブレットが普及してきた現代において、講義のノートを手書きではなくキーボードで入力する大学生も多いと思います。しかしながら、これまでのいくつかの研究によるとタイピングや板書は浅い認知にとどまるようです。


字を覚えはじめる3-5歳では、キーボードを叩くよりも手書きで文字を学習した方がより認識していた、との報告もあります。


いかなる動きも学習の一部であり、脳が刺激されるほどにより複雑な神経ネットワークが構築されると考えられます。


運動、大切ですね。絵を描くことは手先の運動ですが、脳が広範囲に活動します。小さい頃から遊びの一つとして楽しみながら取り組めるといいですね。



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